護国神社
福井の護国神社は、道路に向かって鳥居があり、そこから何も無い参道を通ると、再び道路が横切るようにあり、それを渡ると、また鳥居があって、くぐると再び参道、その向こうに杜を背にして社殿が建っているという塩梅です。
これは最初の参道を奥の鳥居を背にして撮った写真です。
奥にビルに溶け込むようにして鳥居があるのが判別できますでしょうか。
振り返った光景は、こういうふうです。
ぼくは、この途中を遮る道路の存在が前から気になっています。
大昔からある古い社寺などは、もともとの境内敷地が広大で、後に、その境内の一部を民間が使わせていただいて、そこに道路が、後付けでできるというパターンがあります。奈良とかそうですね。
でも、この護国神社はそういう古さではないように思えるので、なんか不思議な感じがするのです。
調べると戦前にできた神社で、その後空襲や地震で福井市が壊滅状態になって、新しい都市計画に基づいて再建されてます。
ということで道路設置の都合があってこんな状況なのでしょうか。
ここは、ぼくの意識の中では、いろんな神社の一つという認識しかなく、単なる風景の一つでした。
今日の散歩で、外側の鳥居(1枚目の写真の奥のやつです)の根元に、福井県の遺族会の名称が彫ってあったのを見て、ぼくはようやく戦死者の霊を祀る神社なんだと気がつきました。
名前からして、最初から気がつきそうなものですが、意識が無いというのはそういうことですね。
道路の件と合わせて、なんかスッキリしました。
全国展開の神社ですが、福井のは明治維新あたりからカバーしており、安政の大獄で獄死した橋本左内も祀ってあるとのこと。
橋本左内は、先日、作り物のトラが置いてある公園の写真を載せました。これですね。
この公園は橋本左内公園で、墓もあるし、道を挟んだ隣のお寺が左内を弔っています。
護国神社とは、かなり距離があります。
まあ、神社は神道でまとめられていますが、天照大神の系統のものから、殺した相手が祟らないように祀ったものや、朝鮮系のもの、その他諸々で、おおらかなものですから。
女子ソフト選手たち
野球みたいなユニフォーム姿の女の子たちが、ニコニコしながら歩いているのにすれ違いました。
多分、ソフトボール部なんだと思います。
一番背の高い子が肩幅も広く、髪型が男の子みたいで、女の子に見えません。
遠目で俳優の竹内涼真みたいなんです。
本当に女の子なんだろかと、すれ違いざまに胸のあたりを注目してました。
おだやかながら傾斜がありました。
ポニーテールの子たちも何人かいたので、やっぱ女の子だと安心しました。
皆さん脚が長いのでユニフォームがカッコいいです。
福井大学のキャンパス
部外者の通り抜けはやめてよねと表示されていますが、かまわず門番小屋の前から侵入しました。
木が多いし、たぶん学生が少ないからだろうけど、門に車用のバーがあって監視している代わりにキャンパス内に駐車スペースがたんまりあって、地方の国立大学だなあってたたずまい。
昔、高校生の頃、友達とここの学食に食べにきたことがあるのを思いましました。
学生は良いですね。ぼくも若くなって、もう一度学生になれるといいなあと思いながら歩きました。