70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

お店のレジはいくつまで?

家内がお抹茶を買いに行くと言います。

そんならね、GUに行ってパンツ買ってから、お菓子を買って、茶屋に行こうということに。

お抹茶買う店は決まっているのですが、お菓子をどこで買いましょうか。

贔屓にしている饅頭のお店でという提案に、家内の同意。

あの店で生菓子を買いましょう。

 

ということで、お菓子やさんに着くと、家内はぼくに買いに行ってくれと言います。

店に入ると、おばあちゃんがいました。

きのう饅頭を買いに来たばかり。

おばあちゃんの横に嫁さんもいますから、なんとなく安心感が湧いてきます。

 

ショーケースを覗くのですが、生菓子が見えません。

「生菓子は?」と聞くと、「みんな冷凍してあります」という返事。

作ったら瞬間冷凍すると言います。

今まで、生菓子を見るときはショーケースに入っていたじゃないの。

2、3時間外に出していると解凍されますからと。

 

奥から背が高くて白髪がだいぶ目立つ息子が出てきました。

おばあちゃんを見守っている嫁さんに何かささやき、二人で何か話をしていましたが、一緒に外に出て行ってしまいました。

あれ、おい、おばあちゃん1人置いていくのかよ!!

一気に不安が胸に広がり出します。

 

おばあちゃんは、かまわず、ゆっくりしたペースで、上生菓子という紙が貼ってある小さなお盆を見せてくれます。

サンプル。と言っても、これらは本物。

 

目につくのは、「花菖蒲」と書かれた紫が綺麗なやつ。

サンプルが無くて名前の紙だけのものが二つありました。

「かきつばた」って、どんなの?

おばあちゃんが、冷凍ケースから紙箱を出して見せてくれました。

まあ、良さそうだけども、別のが良いかな。

 

じゃあ「花菖蒲」と「紅薔薇」を一つずつ。

「一つずつで二つやね?」

「そう」

それと白あんと緑あんの饅頭を一つずつ。

 

おばあちゃんは小さな紙箱を組み立てて、

「かきつばた」と「紅薔薇」やねと、確認してきます。

「違う、花菖蒲と紅薔薇

「はいはい、ふたつずつやね」

「違う、一つづつ」

 

「はいはい」と答えながら、おばあちゃんは箱に入れて、ラップを上に載せます。

「それから、白と緑やね」

おばあちゃんは饅頭を二つとって一緒に入れてくれます。

あれ?白が二つみたいに見えた。

「白と緑ね」

「大丈夫ですよ」

 

それ以上の追求はせずに、ぼくは勘定の暗算を始めます。

ここ、お菓子安いのです。全部で660円。

千円札出して、お釣りは340円。

 

包み紙はいらないよと言うと、おばあちゃんは箱のふたを閉めて、饅頭とともにビニール袋にそっと入れてくれました。

それからレジを打ちだします。

目の前に千円札を出しておきます。

 

「660円です」

そう、正解です。

おばあちゃんはレジ箱の中から、お釣りをとりだします。

「340円」

正解です。

 

ありがとうと、おばあちゃんにニッコリ笑いかけて、店を出ました。

車で待っていた家内が、「時間かかったね」と。

息子と嫁さんがおばあちゃん置いて出かけたこと、後はおばあちゃんと二人だけ。

ぼくの言葉は、特別ゆっくりにしてたし。

 

おばあちゃんの介護してたみたいや。ということで夫婦の意見は一致。

見守り。

駄賃に少しまけてもらっても良さそうだけども。

でも、元々安いから、まけたら赤字になるし。

 

その分、お菓子が美味しいから良いでしょう。

 

早い夕飯 食べ終わった頃、生菓子の解凍が終わってました。

抹茶と一緒にいただきましょうか。

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