朝っぱらから、softwind (id:kihaseason2015) さんのブログで、今日は冬の恋人たちの日だと教えられました。
で、「白い恋人たち」の動画が貼ってあるので再生すると、あのメロディ。
曲も素敵ですが、この曲を冬季オリンピックの記録映画のテーマソングに使ったクロード・ルルーシュは、すごいと、いつもこの曲聴くと思うのです。
そんで、「グルノーブルの13日間」あるいは「フランスの13日間」みたいな原題を「白い恋人たち」という邦題にした人って天才だなあと、その後思ってしまいます。
と言うことで、クロード・ルルーシュ。
急に思い出すのです。
ダバダバダー ダバダバダ
「男と女」って映画、ぼくが中学生の頃の映画で、封切りは観てません。
でも、その後作った「パリのめぐりあい」とか「流れ者」とか「冒険また冒険」などは観ましたねえ。
「男と女」をようやく観たのは、大学生になってから。
2番館、3番館、あるいは名画座と呼ばれる安い映画館で観ました。
上映が終わった時に、何人かが拍手してました。彼らもきっとようやく観れたのでうれしかったんでしょう。
アヌーク・エーメの圧倒的ないい女感、ジャン・ルイ・トランティニアンのチャラさ、良かったですね。
ストーリーも単純で、ちょいと軽くって感じで、あのテーマソングに画像を乗せたって、そうPVにストーリーが付いている風です。
スタントマンだった夫を亡くしたエーメが、娘を寄宿舎のある学校に入れて、定期的に会いに行っているんです。で、ある日、同じ学校に息子を入れている、同じく妻を亡くしたプロのドライバー(レースしたりテストドライブしたりの)トランティニアンと知り合います。
そして、パリに帰るのにトランティニアンの車に乗せてもらいます。
エーメの亡くなった夫、ピエール・バルーが演じてますが、なんて言うか男っぽくてガサッとした顔で、彼女の回想の中で登場して、そのバックに、あのサンバが流れます。バルー自身が歌っているんですね。
夫を忘れていないエーメは、トランティニアンとの関係に一歩が踏み出せません。
思いにふけりながら、気持ちが迷いながらエーメがパリを歩くのです。
バックにいつも決まった曲が流れます。
ある日、レースで勝利したトランティニアンは、エーメに会いたくなり、夜中パリに向かって車でぶっ飛ばします。
夜、エーメのアパートのドアを叩くのですが出てきません。アパートの住人なのか、管理人なのか、とにかく他の人を呼び出してエーメの行方を聞きます。
記憶が定かでないので申し訳ないのですが、たしかエーメは娘の学校に行っていたんだと思います。
トランティニアンは再び車に飛び乗り走ります。
エーメを見つけ、車に乗せパリに向かいます。
途中、ホテルがあり、そこのレストランで食事をします。
そして、トランティニアンはボーイを呼びます。
「部屋を頼む」
でも、ベッドの中で、エーメはその気になれませんでした。
夫を思い出すのです。
エーメはそこから電車に乗ってパリに戻ります。
トランティニアンは落ち込みますが、すぐに立ち直り、パリに向かいます。
そして電車を追い越し、駅でエーメが列車から降りてくるのを待つのです。
難しい顔で列車から降りてきたエーメは、トランティニアンを見つけて笑顔になり、走り寄ります。
ここで、ダバダバダーダバダバダ。
他愛もない話でしょ。
でも、良いんですよ。男がカッコ良すぎない。
あれから、テレビの洋画劇場やビデオなどで何回か観ました。
また観たいのですが、古い映画なのでなかなか観れません。
実は、この後に別の話を書くことが目的だったのですが、長くなりすぎました。
続き、別にします。