今朝の地元新聞を見てみると、高速道路は、大雪が予想されたら事前に通行止めとあります。
できれば3日ほど前に周知するらしい。
今年の2月の大雪で、福井県と石川県の県境にかけての国道8号線の大渋滞を踏まえての措置らしい。
でもね、高速道路の通行は、トラック便などの物流を中心に、普段から盛大に行われていて、それが突然通行止になるから、下道の幹線道路が大渋滞を引き起こすのです。
今度の新聞記事を読んでみると、「通行止の可能性のある区間は、最も早い場合で、実施日の3日ほど前にホームページなどで周知する」と書いてある。
きっと、今年の2月みたいに、その場で通行止になる可能性もあるんでしょうね。
豪雪時の大渋滞は、通行止にする事で、高速道路の責任は無くなり、「後の始末は、国道でよろしく」と雪道交通のトラブルを下道に押し付けることと、幹線道路が地形的な条件から車線が少なくなる区間があるせいです。
2月の大渋滞は、福井県と石川の県境の山間部で、車線が減少していることが、一番大きな要因でした。
その後、この部分の国道の車線増加ということを県から国に頼み、国も対応するみたいな話だったと思いますが、現在、なにも変わってきません。
それに、渋滞に巻き込まれた中に県外の車も多くいたでしょうから、幹線道路を外れると行き方がわからなくなるので、その国道を離れることができず、そのうちに降り積もる雪に閉じ込められるという事にもなるんでしょうし。
自衛隊が助けに来ましたが、車で現場まで行けず、徒歩で進んで、人力で除雪するという大変なことをしてくれたのです。
たとえみんながこの区間でチェーンを巻いても、チェーンが切れるだけで、渋滞を避ける要因にはなりません。
このチェーン規制って、何も知らない役人が、適当に決めたのかな。
と言っても仕方ないので、大雪の時は、トラック以外は、お出かけを見合わせるのが良いですね。