昨日、テレビドラマの犬神家の一族を見たのですが、家内の、なんて言いますか、残念度合いが大きいようで、延滞料を取られて痛い目にあったばかりなのに、昔の映画の「犬神家の一族」を借りてきて観ようと言います。
20歳ころ映画館で観て面白かったと主張するのです。
あれっ、プライムビデオで観れるんじゃないかな。
調べると、1976年の石坂浩二主演のやつが、ありました。
これなら延滞料も掛かりません。
で、今日観たのです。
高峰三枝子、草笛光子、三条美紀、島田陽子、坂口良子等々ずらりと並びますね。
特に、旅館の女中役の坂口良子が、すごく可愛い。
家内は島田陽子が綺麗だと言います。
で、石坂浩二が若くてカッコいい。確かにこの映画の何年も前、かなりのブームがあったのを思い出しました。
とにかく76年の作品なんで、皆さん若くて素晴らしいです。
横溝正史って人、ぼくはジュブナイル(子供向け版)が好きなんです。
御子柴少年が活躍したりするやつ。
はっきり言って、少年探偵団物より面白い。
そっちは結構読んでいるのですが、メジャーな方は読んでいません。
テレビ版を見て、これストーリー展開的にちょっと無理って思っていたのですが、映画版はちゃんと丁寧に作ってあるし、面白いのです。
これならストーリー展開も無理なく受け入れることができました。
ところで、猿彦という登場人物がいて、事前に調べたら演じているのは寺田稔と書いてあります。
でも、あれ?顔が違うし、体格も随分大きい。
ぼくが思っていたのは寺田農で映画に出ているのは寺田稔。
これ、観終わるまでスッキリしませんでした。
しかし、とにかく坂口良子。
残念ながら、記憶に残ってるのは、晩年の顔で、76年当時とは随分違いまし。
この映画では、可愛かったですねえ、本当に。
と言いながら、60歳代のボタン、よろしくどうぞ。