70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

時代は変わる。映画館もね

子供の頃の日本映画は、毎週続き物の子供向けの時代劇ってのがありました。

と、思うのですが・・・

そんな記憶がありました。

いきなり逃げ腰ですね。

その他にも、怪傑紫頭巾とか、旗本退屈男とか、いろいろ面白い映画がたくさんあったのです。

 

福井市の中心部の国道8号線の上には、一部、市内電車の線路があります。

その線路のある通りの、一本西の路地に面して映画館が三軒並んでました。

その三軒並んだ真ん中は「大衆館」という映画館でした。

その名の通り、冒頭に書いたような、日本映画娯楽作品を上映してたのです。

おじいちゃんに連れられて観に来た憶えがあります。

 

ぼくが本当に小さな時、幼児の頃のことです。

そのうち大衆館は、名前が変わりました。

おぼろげな記憶で申し訳ありませんが、三軒の映画館は、そのうち、東宝東映、そしてエッチな映画専門館となりました。

さらに時が流れ、エッチな映画館は、出し物を変えて、映画ファンが喜ぶような少し前のシブい洋画をかけるようになりました。

 

ぼくが「若大将シリーズ」や「ゴジラ」をはじめとする怪獣映画、加山雄三夏木陽介佐藤允の3人が出る戦争映画などは、この三軒並んだうちの一つ、東宝映画館で観てました。

記憶があやふやですが、東宝が真ん中の映画館だったと思います。

 

子供の頃のヒーロー、白馬童子や風小僧などを演じていた山城新伍は、拳銃不法所持で捕まって、しばらく表舞台から遠ざかっていたのですが、東映のちょっとエッチな映画で復活して、その後、亡くなるまで、ああいうキャラクターでテレビ出演してました。

その復活のちょっとエッチな東映映画を、ぼくは高校の時に、この東映専門映画館で観ました。

小学生の頃のヒーローですから、どんな形ででも映画に出演するのを見たかったんです。

だいぶイメージ変わってましたが。

東映専門の映画館は、1番南側で大きな通りに面したところでした。

 

で、これがその三軒の映画館の現在の姿です。

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もう閉じるのです。

今や町中の映画館なんてだれも行きません。

駐車場代がかかりますし。

今は、郊外の大きなシネマコンプレックスに行くのです。

駐車代タダだし、一つの施設の中でいろんな映画がかかってます。

行く途中の郊外型の飲食店で食事して行ったり、あるいは帰りに食べたり、シネコンのある施設内のショッピングモールで買い物したり。

町は変わります。仕方ないです。

 

駅前ですが、ここと少し離れたところに、洋画専門の映画館や、日活、松竹などの映画をかける映画館があります。

ぼくが高校生の頃までは、洋画はフランス映画が多く、ぼくもたくさん観ました。

今はフランス映画なんて、ちょっと趣味的な小屋でしかかけませんね。

アラン・ドロンのいろんな作品、後になってクロード・ルルーシュ監督の作品、その他いろいろありますね。

それとイタリアの映画も観ました。

なんで、輸入しなくなったんでしょうか。日本ヘラルドという会社がダメになったからかな。

しかし、アメリカ映画ばっかりでは・・・

 

フランス映画じゃ無いけど、子供の時に、母親が「007サンダーボール作戦」を観に連れて行ってくれたの憶えてます。

それと、ある日、学校から帰ると、父親が「ちょっと来い」とぼくを連れ出し、「チコと鮫」というのに突然連れて行ってくれたのも忘れられません。

 

こっちの映画館も、もうシネコンに観客は移動してしまいました。

 

なんか思い出すにつれてのダラダラ書きで申し訳ありません。