福井市および福井県の図書館は、書庫の中で手を伸ばして本を取るタイプです。
よそもこのタイプが多いのでしょうか?
題名や装丁で興味を持って本を選ぶことができて、利用者としてはとても有り難いです。
福井市立の図書館は何軒かあり、ぼくはそのうち二ヶ所を利用しています。
足羽山の西側にみどり図書館というのがあり、名前のとおり山から伸びてくる道状の公園の横にあります。
たぶん休日ですが、そのみどり図書館で本を選んでいると、時折、背の高い面長で黒縁メガネを掛けた、いかにも本を読むのが好きな感じの、大学の先生風の人が、書庫の前に立ったまま熱心に本を読んでいるのを見かけます。
今の福井県の知事です。
図書館の隣が知事官舎なんです。
たくさん来ている利用者の中の1人です。
声を掛けたり、挨拶する人もいず、全く注意も払わず、それぞれ本を一所懸命選んでいます。
この知事の図書館の中での佇まいは、なかなか悪くないです。
もう、早、4期目が終わろうとしています。
なんとなく、これで身を引いて、後輩の官僚に道を譲るのかなと思ってました。
役所のルールを守りそうな感じでしたが、5期目出馬で、新たな天下りを相手に選挙になるらしいです。
まあ、それぞれ、がんばって下さい。