初めて四国に行った時は、宇高連絡船に乗りました。
まだ、どの橋も出来てなかったんです。
次に行ったのは、羽田から高知の空港へ飛行機に乗りました。
尾っぽの長い鶏がいたのを憶えています。
3回目は、もう橋が出来ていて、岡山から電車を乗り換えて鉄道で行ったのです。
三回とも仕事の出張でした。
今回は、家内とともに神戸から淡路島を通って鳴門に上陸し、そしてしまなみ海道で本州に戻りました。
橋は三本とも制覇ですね。
10月13日から16日にかけての旅。天気予報頼りの出発日決定のおかげで、天気が良く、最高でした。
リタイヤ年金生活は時間が自由です。
ただ、金銭面ではいろいろ工夫が必要で、はっきり言うとケチ旅行ですが、それはそれで楽しいです。
前に書いた通り、金曜出発のつもりが、天気待ちで土曜に出発がずれ、一番影響が出るのは、1日目の移動で高速道路がETC休日割引になると言うことですね。
当初、琵琶湖の西を通って京都まで下道で行くつもりでしたが、福井から四国まで高速道路移動としました。
四国へ
午前10時ころ家を出ました。
高速に乗って、ただひたすら走りました。
愛想の無い移動でした。
ただただ、明石海峡大橋を渡ることを楽しみにして。
そして、ああ、瀬戸内海を車で渡りました。
天気が良かったんですよ。
ゆっくり走りました。
景色が良いです。素晴らしい。
明石海峡大橋を渡ってすぐの淡路サービスエリアの観覧車が見えます。
あれに乗ろう。
出発前から、そう考えてました。



乗りましたよ。
動いていないみたいにゆっくりと回転する観覧車からは、こんな景色でした。
向こうに見えるのが神戸。
そして、大きなサービスエリアでしょ。
ここで、タコ飯のおにぎりや、パン、ソフトクリームなど食べて、けっこうゆっくりしました。
天気が良いのが最高のご褒美です。観覧車に乗らなくても景色は良いです。
淡路島は、この後は高速で通り過ぎます。
もう一つ橋を渡れば、いよいよ四国です。
鳴門大橋。渡っていると助手席の家内が「あ、うず潮」と声をあげました。
なんか渦巻いています。
四国の入り口、鳴門で高速を降りました。
実は、この後高松の栗林公園に行く予定をしてましたが、出発が予定よりだいぶ遅くなったのと、淡路サービスエリアでゆっくりしたので、時間的に今日栗林公園へ行くのはきつくなったのです。
栗林公園は明日の朝ということで、特に急ぐ必要もありませんから、ここから下道を走って、今日の宿泊場所、道の駅香南楽湯へ向かいます。
香川
ところで、香川県に入ると、うどん屋の看板がやたら目につくのですが、これらはほとんど夕方には閉店してしまっている事実を現地に来て知りました。
しかし、うどん屋多い。
道の駅には6時過ぎについたのですが、衝撃。
駐車場いっぱい。
なんで?
それもキャンピングカーが多い。
この道の駅香南楽湯は、その名の通り温泉施設です。
ぼくらよその県からやってきた旅行者以外に、地元の人達もたくさん風呂に入りに来ています。
殊勝な気持ちでじっと待っていると、一台空きました。
心の中で感謝の合掌をしながら、駐車させて頂きます。
さて、どのくらい多くのキャンピングカーがいたのかと言いますと、明るくなった翌朝撮影した写真はこれでございまする。




我が家の車は、このような本格的なキャンピングカーでは無く、こういうのを見れば、良いなあと憧れの気持ちが湧きますが、運転のしやすさとか燃費を考えると、なかなか大変そうです。
少なくとも、家内は運転を代わってはくれないですね。
まあ、そういうことはそういうことで、こちらは駐車できれば、その後せっせと車中泊の準備。
家を出る時点で、寝床は半分作っていたので、運転席、助手席を前にスライドさせ、寝床を完成、窓にカーテンを取り付けて目隠しをします。
そのまま眠れる服装に着替えて、風呂の道具持って、温泉に入ります。
露天風呂もあり、なかなか良い温泉です。
大人630円。なんと65歳以上は510円でした、うれしい。
車に引き上げ、買い込んできたツマミで焼酎を飲み、オニギリや果物を食べます。
キャンピングカー、普通車などで車中泊をしている人達の多くは、ぼくと同じような世代。
奥さんと一緒の人、犬と一緒の人、一人だけの人様々ですが、ほとんどリタイヤ組です。
歯を磨いていると、こんばんはとか、挨拶。
翌朝、車のナンバーを見ると、かなり遠くからのも多いです。
ずっと車中泊しながら全国回っているのでしょうか。
そういうのも良いですね。
酔いが程よくまわって、早く寝ました。