70代の真実

70代年金生活者の生活と思ってること、その他思がけないことも

The Negotiator(交渉人) 映画観ました

 

 

古い映画(1998)で、封切りの時に観たような気もするんですが、prime video にあったので、観ました。

 

あらすじ

シカゴ警察の東分署に勤めているダニー(サミュエル L ジャクソン)は、人質交渉人。

ある日、相棒のネイサンから、警官の誰かが、警察年金基金の資金を着服していると聞かされる。

ネイサンは内偵者から情報を聞いたらしい。

簡単に言えない事なのでと、公園の池のそばでこっそり会って話をすることになっていたのだが、約束の場所でネイサンは撃たれて死ぬ。

死体の第1発見者はダニー。

 

いろいろあって、ダニーが疑われ、自宅を調べられたら、なんと海外口座の取引記録が出てくる。

ダニーは、横領と殺人の罪で起訴されそうになるが、仲間の名前を吐いたら・・・という司法取引を持ちかけられる。この判断のために1日の猶予をもらう。

このままでは完全に犯人にされてしまう。

 

ダニーは、内務捜査局のニーバウムが真相を知っていると睨み、彼と、彼の秘書、その他を人質に取って立てこもり、西分書の人質交渉人セイビアン(ケビン・スペイシー)を連れて来いと要求し、真犯人の捜査を始める。

 

感想みたいなもの

主人公のダニーは東分署のヒーローですが、一旦容疑がかかると、仲間である警官達は手のひらを返すような冷たい態度。

しかも、その仲間の警官の中に真犯人がいて、さっさとダニーを殺して、彼を犯人にしてしまおうとしています。

 

仲間の中での四面楚歌、家内が「相撲協会みたいや」と映画観ながら言いました。

そう言われれば、そうみたいな。

 

わざわざ西分署からセイビアンを呼んだのは、仲間のいる東分署が信用できないからです。

 

ずっと緊張感があって、長い映画ですが、すごく面白いです。

交渉人というタイトルなのですが、交渉がメインの展開ではなく、罠にはめられた主人公が、限定的な状況の中で真犯人をあきらかにしていくサスペンスアクションですね。

人質立てこもりですから、折に触れて突入を行おうとする、SWATみたいなセクションの隊長が、一気に犯人(ダニー)を殺害して解決を図ろうとしますので、西分署のセイビアンを動かして犯人に迫ろうとする静的な部分と、アクションがちょうど良くミックスされています。

 

面白いです。明日もう一度観る宣言が家内から出ています。

 

この映画のおかげで、この後、交渉人の出てくる映画が増えましたね。

この前、デンゼル・ワシントンが交渉人の役で、銀行に立てこもった強盗犯と対決する映画を観ましたが、これもまたすごく面白かったですよ。