途中でいろいろ書きたいこともあったけど、場所が終了してから、なんか書こうと思ってました。
横綱三人、大関三人、計六人揃って、しかも、皆そう悪くないという最近では珍しく正常な状況の中で、関脇、小結、前頭の上位陣、皆さん酷い目にあった場所でした。
でね、「皆んな良かったね」などと書こうとしました。
しかし、変なニュース見てしまい、書く気が失せてしまいました。
各部屋は、5つある一門のどれかに所属しなければならないと、理事会で決まったらしいですね。
で、貴乃花も、今月27日までに、どこかの一門に入らないと、廃業になるかもと言うのです。
なんか、この理事会の決議、貴乃花を狙った感じです。
異質なものを全員で排除するというのは、生物にはよくあるのかも知れないけど、なんか嫌なやり口ですね。陰湿。
隠蔽体質で陰湿。
なんかすごいです。
千代の富士の葬式の時に、奥さんが相撲協会を拒否したみたいなことを読んだことがありますが、八角はまたイメージ下げました。
でも、ぼくね、前も書きましたが、もともと貴乃花嫌いです。
現役の時から。
あのインタビューの受け答え。
人間として勉強しろよと思ってました。
挙句に、父親が亡くなってからの家族のいざこざ。
だいたい、ぼく、あるいは、ぼくらは初代の若乃花の大ファンなんです。
子供の頃のヒーローは、若乃花。
確か「若乃花物語」って言う映画があったような気がします。
みんな大好き若乃花。
で、今の貴乃花のお父さん、先代の貴乃花が出てきた時、「若乃花の弟が相撲取りになった」てんで、応援したのです。
そんで、若貴兄弟が出てきた時も、「若乃花の甥二人が、相撲取りになる」ってんで、応援しました。特に、お兄ちゃん、どことなしに伯父さんに似ています。
そんだけです。
貴乃花は立派な横綱でした。でも、なんで応援するのかといえば、若乃花の甥だからです。
あ、これぼくの個人的な気持ちですよ。
貴乃花自体が好きだからではありません。
そんで、弟子が殴られて頭切れても、喋らないの。
おかしいよ、ちゃんとした大人になれよ。
だいたい、相手と話をするなり、謝罪を聞くなりしても良いでしょ?
なんだあの頑なさは。
相手もやりようがない。
挙句に「日馬富士、辞めなくても良いのに」って、なんですか?
追い込んだのは、貴乃花です。
ということで、今回、もし廃業になっても、それはそれで良いと思います。
そんで、河野景子とも別れ、あの息子とも離れ、全てを失ったら、何か気付くこともあるんじゃないでしょか、というか、そこまでしなければ分からないみたいだし、そうなっても分からないかも知れない気がします。
お兄ちゃんと仲直りというか、普通に話しできれば良いのに。
と言うのが、ぼくの個人的な感想なんですが、それでも、皆んなで寄ってたかって貴乃花一人をやっつけるのは、見ていて嫌なもんです。
昔、プロレスラーは女の腐ったような、女々しい奴らなんですという話を読んだことがありますが、相撲取りもそうなんでしょう。
ちょっとやり過ぎ。見ていて吐き気がします。
八角の指示で、一門が動き、みんながそれに従わないと生きていけないような息苦しい世界が相撲の世界なんでしょうか。
そんな世界に、自分の息子を入れようと思う親がいると思っているのかな?
それとも、これからモンゴル一本でやっていくんだろうか?