ドナルド・サザーランドを急に思い出してしまいました。
朝のテレビドラマに斎藤工が出ていて、「たくみ」というのは家内から教えられていますが、「こう」と読んでいたので、頭の中では「さいとうこう」と読んでしまいました。
「こう」と言えば、タッカー・コウという作家がいたのを思い出し、これはドナルド・E・ウェストレイクの別名というところまで連想すると、そこからドナルド・サザーランドまではすぐです。
思い出した映画が正確に何なのかはっきりしないですが、おそらく「針の眼」のいくつかのシーンと「鷲は舞い降りた」のいくつかのシーンだと思います。
ご存知のように、この人は背が高くてカッコ良かったですね。息子のキーファー・24・サザーランドとはだいぶ違います。
どちらの映画も、中身はすっかり忘れ果てています。
「鷲は舞い降りた」で、彼はシングルブレストのトレンチコートみたいなのを着ていたような記憶があります。このコート、なんて言うのかわからないのですが、カッコ良かったです。憧れて、似たようなコートを試着して見ましたが、背が高いから良いのだとわかり、購入しませんでした。
「針の眼」もほとんど覚えてませんが、彼がどんな役を演じても、怪しいスパイにしか見えないのは、この映画のせいです。
ニコール・キッドマンの父親の牧師役で、「コールド・マウンテン」に出た時も、みんながいなくなったら、教会の中の隠してある通信機で秘密の連絡をしそうな気がして、単純な恋愛映画なのに途中まで楽しめました。
昨日、「針の眼」と「鷲は舞い降りた」をネット上で探しましたが、中古のDVDしか見つかりませんでした。ツタヤにあるかな。
この二つに限らず、少し古いのは探すの大変です。あ、ルルーシュの「男と女」もネット上では見つからないです。
そう言えば、いつのまにかフランス映画って、なかなか見なくなりましたね。ぼくが高校生の頃までは、たくさんの封切りがあったのに。