子供の頃のように

自由と幸せ。好きなように散歩したり、本を読んだり、気ままな生活の日記です。

三つの購入した映画 グランド・ブタペスト・ホテル

2本目はウェス・アンダーソン

「グランド・ブタペスト・ホテル」

 

ウェス・アンダーソンの作品はこれ以外に2本見ています。正直、微妙。はっきり言って、あまり好きにはなれませんでした。

ただ、この作品は好きなんです。

 

まず、絵が好きです。

上のこの絵、ピンクで作り物じみてすごく良いでしょ。

これ以外も、とにかく各シーンがお菓子みたいに、作り物の、まあ、上の絵みたいな、そういう世界です。

 

そして、レイフ・ファィンズが良いです。

ま、彼はいつも良いのですが。

レイフ・ファィンズが演じるのは、このホテルの伝説のコンシェルジュ、グスタヴ。

初っ端に、ぐっと姿勢良く立って、ためて、そこから歩き出すのを横から撮っているシーンがあります。この歩きっぷりで、グスタヴなんです。

彼目当てで金持ちの客がホテルにやってくる。まさにホテルの顔なんですが、優雅で気品があって、威厳もあるけど、やはりただの従業員。その倹しさ、けち臭さみたいなものも十分表現されています。

彼は、お金持ちのおばあちゃんを心からもてなし、そして体ももてなしています。おばあちゃん達に愛されているグスタヴ。

 

このホテルがあるのは架空の国、ズブロッカウォッカだけど、それに似た名前の国。東欧っぽい感じだけど、共産主義なのかナチズムなのか、とにかく革命か戦争が始まっています。

戦乱で家族を全部無くした少年が、難民のようにこの国に入り、そしてこのホテルでロビーボーイとして働きます。全てを失った彼の名前は、ゼロ。

グスタヴは、ゼロを仕込み、ゼロもグスタヴについていきます。

 

帰りたくないと言い、グスタヴに愛してると告げながら家に帰っていったお金持ちの老婦人が亡くなったと新聞に出ました。

私は行かなければ。

ゼロからこの新聞を見せられたグスタヴは、ゼロを連れて亡くなった老婦人の家に駆けつけます。

必ず何かを自分に残しているはずだ。

婦人の息子は、自分の母と体の関係のあったグスタヴを邪険に扱います。

さて、弁護士が発表した婦人の遺言書には、彼女のコレクションの中で最も価値のある絵をグスタヴに譲るとありました。

 

しかし息子はこれを受け入れません。

グスタヴは、壁に掛かっている絵を取って逃げます。

そして、どうやら遺言はもう一つあるようです。

ここから追いつ追われつ、脱獄ありの大活劇になります。

 

このお話は、晩年のゼロからジュード・ロウ演じる作家が話を聞いて、本にした形になっています。

 

ウェス・アンダーソン組というかファミリーの俳優達も皆さん勢揃い。

もちろんオーソン・ウィルソンもちょっと顔を出しています。

実は、この後3本目の映画のことも書くのですが、それにも彼は出ています。

 

それと、これを書くためにウィキペディアで確認しましたが、レア・セドウも出ているみたいです。なんで気がつかなかったのだろう。