テレビのニュースで、平等院の藤棚のことを言っていました。
なんかテレビニュースに影響を受けてしまう夫婦だなと思いますが、「行ってこよう」ということになり、しばらくの天気が良いことから、明日行こうということになりましたが、さすがに夜のニュースを見て翌朝出発というのも慌ただしいので、翌々日の金曜日の朝8時に出発しました。
福井から京都は、楽に日帰りです。琵琶湖の西を通る国道161号線が、北小松を過ぎたあたりから湖西道路として走りやすくなっていますので、下道を通ります。
平等院に行く前に、京都市内で用事があるので、鯖江インターから敦賀インターまでは高速に乗り、1時間ほど短縮し、敦賀から下道としました。
ウィークデーなので高速は割引になりませんが、鯖江・敦賀間片道1210円ですから、京都市内の駐車場と宇治の駐車場代、それとガソリン代だけが交通費で、まあ年金生活夫婦にも優しい旅行です。
しばらく行ってなかったので、四条烏丸から河原町にあるバスの停留所に大きな屋根が付いていることを初めて知りました。
京都市内から、ナビに導かれ、まあ40分ほどで平等院に着きました。
何回も京都に来ていますが、平等院は初めてです。
南門から入り、鳳凰堂の後ろから回り、藤棚を見て、正面に、池越しの鳳凰堂。
良い天気ということもあり、結構な眺めでした。
鳳凰堂が思ったよりも小さいのと、池は作ったような感じのものであることが、現場に来ての発見でした。
最近の京都観光の常で、周りは中国語や韓国語、その他の外国語ばかり聞こえて来ます。
最後に鳳翔館というミュージアムに入り、平等院のことを勉強しました。この館内は撮影禁止で、入口の部屋に貼ってある年表が欲しくて、「これだけ写真撮らせて」と係りの人に聞いたら、撮影はダメだけど、年表のコピーをあげますということで、平等院略年表と藤原氏の系図をもらいました。こういうのって嬉しいですね。
このミュージアムの建物、結構新しくて、工夫してるなという感じです。
総合的に、来てよかった。家内も喜んでいました。
宇治に来たから、お茶を買おうと近くのお店を見ましたが、単純にお茶は売ってなくて、土産物だけなので、諦めて帰りました。
来た道を引き返すと、川端通に出るので、そのまま大原を通って帰ろうと考えましたが、ナビは、来た道ではなく、宇治橋を渡り、いつのまにか山科に出て、1号線に入れましたので京都東インターをやり過ごして、湖西道路に入り、スイスイと帰宅しました。